プロポリスをつくるミツバチ

ミツバチはプロポリスを自衛のために作ります。

プロポリスの成分は産地で異なる?

様々な健康効果を持つ事で知られている「プロポリス」。

豊富な含有成分をもっている事で知られていますが、その成分の種類は採取される産地によって異なります。

今回は産地がプロポリスにとってどれだけ重要なポイントなのかという点を解説していきます。

 

プロポリスの代表的な産地

プロポリスの代表的な産地としては「ブラジル」が有名です。

その他にも、「オーストラリア」や「ニュージーランド」なども代表的だと言えるでしょう。

プロポリスはどれでも同じなのでは?と感じる人もいるでしょう。

しかし、その含有成分は大きく異なるのです。

 

特徴的な例を挙げるとするならば、ブラジル産の「グリーンプロポリス」の場合はフラボノイドの他にも桂皮誘導酸のアルテピリンCなどを豊富に含有しています。

オーストラリアやニュージーランドで採取される一般的な「ブラウンプロポリス」はフラボノイドを豊富に含有している形となります。

 

なぜこのように含有成分が大きく異なるのでしょうか?

これはプロポリスの材料となる「植物」が異なるからです。

ブラジル産のグリーンプロポリスの場合は「アレクリン」という植物を材料としています。

基本的にはオーストラリアやニュージーランドなどのプロポリスは「ユーカリ」などを主とした植物を材料として、作られているのです。

ユーカリを主体として作られたプロポリスは「フラボノイド」が豊富に含まれています。

 

プロポリスの採取地域が異なるという事は、その場所・地域に材料となる植物が異なるという事になるのです。