プロポリスをつくるミツバチ

ミツバチはプロポリスを自衛のために作ります。

日本ではプロポリスは採れない?

日本のミツバチはプロポリスを作らない?

プロポリスを試してみたいけど、海外産のものは不安だからできれば国産のプロポリスを探したいという方もいますよね。

残念ながら日本のミツバチはプロポリスをほとんど作らない事で知られています。

理由としては諸説ありますが、日本の環境が清潔である為ミツバチがプロポリスを作り出す必要がないという理由です。

また、ニホンミツバチは巣を防衛するという習性がなく、なにかトラブルが発生すると巣を捨て新しい巣を作る事も関係しているのかも知れません。

※この事からプロポリスだけでなくニホンミツバチが作るはちみつも非常に珍しいため、ファンの間では高値が付くこともあるのです。

 

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日本の自然環境とは

ブラジル産プロポリスが世界で大人気な理由とは?

ブラジル産プロポリスが世界的に高評価を受け続けているのはその含有成分にあります。
なぜブラジルで作られているプロポリスは優れているのでしょうか?

ブラジルの自然環境は温度も高く、湿度も高い事から雑菌が繁殖しやすいです。

つまりブラジルのミツバチ達はこの雑菌に対応したプロポリスを作り出すと考えられます。

※ブラジルでは養蜂にアフリカナイズドミツバチという種類(プロポリスを作り出す能力に非常に優れている)のミツバチを活用しています。

 

わずかながら、日本でもプロポリスが採取されている?

冒頭で触れたように、ニホンミツバチの特性上日本ではプロポリスを作り出す能力はありません。

しかし、沖縄でわずかながらプロポリスの採集が行われているという情報も目にします。

沖縄に自生する「オオバギ」という高さ4mほどの植物を起源植物として作られており、世界中のプロポリスと同様高い抗菌・殺菌力があるそうです。

採取される量が少ないですが、国産のプロポリスに興味がある方にはぴったりのプロポリスだと言えます。