プロポリスをつくるミツバチ

ミツバチはプロポリスを自衛のために作ります。

ミツバチは蜂蜜以外に何を作る?【人類最古の友人】

ミツバチが作るのは蜂蜜だけじゃない

ミツバチは古くから多くのものを生み出してきました。
その歴史は人類と共に歩みを深めてきたと言っても過言ではありません。
ハチミツは私達の生活により密接な関係にある蜂用品ですが、それ以外にも人類にとって有益なものをいくつも作り出しています。

今回はプロポリスのお話から離れて「ミツバチの作り出す」ものについての話です。

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ミツバチと人類は共に繁栄してきた

巣を守るために作る「プロポリス」

プロポリスはこのブログで様々な視点から紹介しています。
はちみつやローヤルゼリーはミツバチの「餌」となるもので、プロポリスは巣を守る防御壁のようなものです。

強い抗菌力を持つ事から天然の抗生物質と呼ばれる事もあります。

様々な抽出方法や色、産地などによってその特色が異なるためにプロポリスを選ぶ際には事前のリサーチが必要です。

 

中でも人気が高いのがグリーンプロポリスという種類のブラジル産のプロポリスです。

通常プロポリスはこげ茶色の原塊をしていますが、グリーンプロポリスは緑色の原塊をしています。

このグリーンプロポリスは日本人養蜂家の寺尾貞亮氏(https://teraoyoho.com)が発見したことで知られています。


女王蜂専用の稀少性の高い餌「ローヤルゼリー

働きバチと女王蜂の幼虫とでは口にする餌が異なります。
女王蜂候補のミツバチの幼虫にはローヤルゼリーが与えられるのです。

女王蜂は寿命や体の大きさなどが一般的なミツバチと異なります。
ローヤルゼリーは栄養価が高く、「完全食」と呼ばれるくらい完璧な栄養バランスを誇っています。

 

花粉を固めた「ビーポーレン」

ビーポーレンは花粉とミツバチの酵素を混ぜて団子状に固めたものです。

同じ環境に生息しているミツバチの群れや採取の時期などにより同じビーポーレンは採取する事が出来ないとも言われています。

 

ミツバチがいなくなると人類が滅ぶ?

ミツバチから様々な恩恵を受けている私達人類ですが、ミツバチがいなくなると人類も滅ぶのでは?と考えられています。

これは果実や野菜などの受粉にはミツバチが必要なため、食糧不足の原因になりうるという事です、残念な事に年々ミツバチの数は減少傾向にあります。

(諸説ありますが、農薬等が原因という事が根強く言われています)

ミツバチの生産物だけでなく、生命に密接した部分でも私達の生活には欠かせないミツバチ。

これからも末永く共存していける事を願いましょう。