プロポリスをつくるミツバチ

ミツバチはプロポリスを自衛のために作ります。

プロポリスが美味しくない理由とプロポリスの特徴

プロポリス原液は独特な風味をしている事で知られています。
特にアルコール抽出のプロポリスエキスはその特徴が顕著だと言えます。

はちみつのように飲みすければいいのに…と感じる方も多いかも知れません。

なぜプロポリスは飲みにくい味をしているのでしょうか?

はちみつはミツバチ達が自分たちの餌として作り出しています。

対してプロポリスは巣の出入り口に抗菌目的で作り出す防御壁のような役割を担っているものとなるのです。

蜂蜜は花蜜などを集めて作り出すので、甘く人間にとっても食べやすいですがプロポリスは樹液や樹脂をミツバチの酵素で塗り固めて作り出しています。

このことも、はちみつなどと比較すると食べにくい理由の1つだと考えられます。

 

プロポリスは起源植物によってその特性が大きく変わります。

このことが特徴的なのが「ブラジル産プロポリス」の例です。

ブラジル産プロポリスは世界的に見て高品質な事から愛用者が多いです。

そんなブラジル産プロポリスも様々な種類があります。

【ブラウンプロポリス】

世界中で採取されているタイプであるブラウンプロポリス。

基本的にはブラジルの多くの地域で採取されるプロポリスもこのブラウンプロポリスに分類されています。

採取地によって起源植物が異なる為、多くの含有成分などは細かく異なりますがフラボノイドが多く含まれている事で知られています。

 

【グリーンプロポリス・レッドプロポリス】

ブラジルの一部地域でのみ採取されるタイプのプロポリスです。

グリーンプロポリスは「アレクリン」という植物を由来としたプロポリスで、レッドプロポリスはダルベルシアという種類のプロポリスを由来としています。

グリーンプロポリスは健康成分が豊富な事から「プロポリスの王様」とも呼ばれているほどブラジル産プロポリスの中でも群を抜いています。

レッドプロポリスは採取量自体がとても少ない為、希少性で言えばグリーンプロポリス以上だと言えるでしょう。

美容成分が豊富に含まれている事から、女性人気が高いプロポリスです。

 

このように「色が異なる」プロポリスが存在する例は世界的に見てもブラジル産プロポリスに見られる大きな特徴です。

その為、「産地」で判断するのではなく、どういった起源植物がもとになっているのか?という事はとても重要視する必要があると言えるでしょう。