各国のプロポリスの特性とは
プロポリスは国、細かく言えば採取地域で特性が異なる
プロポリスはミツバチの自生環境により含有成分等の特性が異なります。
同じ国で採取されたものでも、「地域が異なる」と成分や品質なども大きく異なるのです。
これはミツバチの行動範囲に自生する「起源植物」が異なる事と自生環境の気候や外敵などの要因が関係していると考えられています。
その顕著な例がブラジル産プロポリスでしょう。
ブラジルで採取されるものは「一般的なプロポリス(ブラウンプロポリス)」「グリーンプロポリス」「レッドプロポリス」です。
世界的にみてもこのように大きく特徴が異なったプロポリスは珍しいです。
起源植物が異なっている事からブラジル産プロポリスだけでも3種類ものタイプがあります。
中国産のプロポリス
中国産のプロポリスはポプラを起源植物として作られています。
ポプラが起源植物となっているプロポリスは世界的に主流である「フラボノイド主体型」のプロポリスです。
比較的、低価格で入手できる事から気軽に試したい方にはおすすめのプロポリスです。
しかし、品質が低いプロポリスを使っているところもあるので品質重視の方にはあまりお勧めできないかも知れません。
オーストラリア産プロポリス
オーストラリア産のプロポリスの起源植物となるのは「ユーカリ」です。
ユーカリはコアラが食べるものというイメージが強いですが、実は高い殺菌力を持っています。
オーストラリアはユーカリ大国といっても過言ではありません。
ほとんどの種類のユーカリがオーストラリアには自生していると言われているからです。
ブラジル産プロポリス
ブラジル産プロポリスの中でも人気が高い「グリーンプロポリス」。
このグリーンプロポリスはアレクリン由来のプロポリスです。
フラボノイド主体のプロポリスが世界的に多いですが、グリーンプロポリスはフラボノイドに加え「アルテピリンC」という成分を含有している特徴があります。
この事がグリーンプロポリスの人気につながっていると言えるでしょう。